このレビューはネタバレを含みます
去年が歴代でもトップクラスによかったのと、キッドと平次は割と地雷なのであまり期待せず
1作目から劇場鑑賞してるので、ここまで続くとたまにはつまらないものが観たくなるけど、その点では今年は中途半端
最初の園子がめっちゃ可愛かったし、今回これだけかなと思ったら更に優秀なところを見せてきた
昔はお嬢様なのに蘭より全然お子ちゃまなギャップが良いと思ってたが、今やJKキャラで1番大人の余裕を感じる
幼馴染だからって素直になれない2組よりあっさり彼氏できたのも納得というか
蘭のほうがモテキャラ扱いされてたけど、今リアルにいたら確実に蘭よりモテるぞ
冒頭の対決の引きはあった
事件は別に面白くもなく
博士と少年探偵団ついに出てこないんじゃないかと思った。出なくてももうイケメン目当ての女性客は気付かないと思う
おっちゃんのあのネタまたやったのウケる
クライマックスは迷宮の十字路やから紅よりかなり良かった。沖田や紅葉たち平次まわりのアンサンブル
聖くんカッコいい。セスナの戦いは長年のコナンファンでもビックリ
以下コナンが始まる前に「まじっく快斗」「YAIBA」も読んでたおっさんの意見
沖田くんだけでなく鬼丸も出してくれたのが今回1番嬉しかった点
キッドの真実は正直青山ファンとしてかなり複雑
最初はあくまで同じ作者の漫画の主人公のクロスオーバーだった
コナンにキッドが出てきて人気出すぎて出番も増え、キッドは完全にコナンの中のキャラになってしまった
同じ作者の漫画の主人公なんだから、顔が似てるのは当たり前なのに、クロスオーバーではなく完全にキッドがコナンが主役の漫画のキャラクターの1人になり、いつしか顔が似ている点について考察が出てくるようになってしまった
そして同人が後付けによる後付で公式になってしまった
すべてが後付なのでサプライズでもなんでもない…
キッドがCV山口勝平なのは、山口勝平が主人公なのに新一の出番が少ないことを嘆いた結果であることは昔のラジオで語られている
こんなんだったら蘭と青子も血縁じゃないとおかしいでしょ
というかYAIBA→コナンで読んだ人は最初新一見た瞬間沖田総司だと思ったはず
快斗より沖田のほうが似てる
まじっく快斗という作品がなくて、怪盗キッドが初めて漫画界に登場したのがコナン16巻で、それで最初から血縁のつもりで顔そっくりに描いてて今回のサプライズならそーゆーことだったのか!ってなるけど
87年→まじっく快斗連載開始
94年→コナン連載開始(3ヶ月で終わらせるはずだった)
97年→怪盗と探偵が主役の漫画描いてるから、「ルパン対ホームズ」みたいに対決させよ
キッドアニメ登場→同じ作者のクロスオーバーなのでなので顔は同じ。声優が同じなのは山口勝平の希望だし新一とキッドが対峙する予定はなかったから
だったのに、「顔と声が似てるのは実は血縁だからです!」「コナン映画で生きてる盗一出したらすごいサプライズでしょ?」って…
毛利小五郎のマジックショーかい
キッドがこんだけ人気出たんだから、コナンもっと休載してまじっく快斗も描いて、まじっく快斗の作中で盗一を復活させてからコナンに出してほしかった
正直青山先生がまじっく快斗描きたくて漫画家になったというのももう信じられなくなる
ファンのために作者がサービスしているというより、ファンが作者を捻じ曲げてしまった
青子の声優が以前何度も変わったの含めて、全然売れてなかったまじっく快斗の主人公がコナンに出て人気が出たことによってすべてが変わった
1番残念だったのは、20年以上待っていた工藤夫妻の映画登場がこんな形でただ利用されただけなこと
海外飛び回ってた工藤夫妻が日本に留まることになってから映画への期待度が増した
去年黒の組織だったから最初出るかもと期待したが出ず、それでも灰原さんの話が素晴らしかったので文句はなかった
22年振りの優作、初登場の有希子さん
それが重要な話とはいえこれだけだったのは本当に残念です
平次回としては文句なし