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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)のとぽとぽのレビュー・感想・評価

3.0
コナン版"ゴールデンカムイ"(しかも尾形ツダケン)!北海道お宝争奪バトル開幕!!

今年もこの季節が来た、国民行事。ドンパチ爆発にリアルでないアクションなど、ワイスピ的派手エンタメ大作への舵の切り方で成功し続けている本シリーズは、今回も(予想は超えないにしろ)安定だった。後半全員試合の様式美に、お助けキャラを用意してくれている。終盤ラストの畳み掛けにネタバラシ的衝撃展開(近年追いかけていなさすぎて前後の文脈をしっかりと読み取れているかは微妙だが)込みで持っていってくれる。「まじっく快斗」原作持っていた身としては、嬉しさも。そして、エンディングソング主題歌は、待望のaiko!いや〜、やっぱりよく合ったよね。嬉しい。今後も定期的にコナン映画の主題歌に登板してくれないかな。
おまけに本家(?)"金カム"で尾形役ツダケンから始まっちゃうなんて。もちろん映画の製作なんて企画から含めれば2年、3年単位だろうから、たまたまということも大いにあるだろうけど、今で言えば『陰陽師0』も予告編の中のナレーションで"これが日本の呪術の始まり"とか謳っている時点で『呪術廻戦』意識してるだろ、乗っかりビジネス。



P.S. 久しぶりにコナン映画を見に行った。
子供たちの声はある程度覚悟していたものの、大家族なのかクソガキどもが流石にヤバかった。まず始まる前から隣でポップコーンだかペチャ食い、口閉じずペチャクチャ食べていて、そこから嫌な予感…。別の子供は、始まるまでの他作品の予告多・長すぎて「まだ〜?やっと〜?」って感じで、そりゃとりわけ子供からしたらそうだわな。始まってから映画の内容ならまだしも、「こっちがお茶だ」とか「氷こぼれた」とか全然関係ないことを、普通のトーン=つまり大声でベラベラと喋り続けていた。とりわけやはり推理パートなどで。子供たちにとって退屈なのは、分からんでもないが。注意しようにも親や大人近くいなかったし、頑張って最後まで耐えた自分エラい。
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