チョコミンパーティー

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)のチョコミンパーティーのレビュー・感想・評価

4.0
平次はestpで私はentpだからすごく似てるから、
彼の成長に自分自身の仕事や恋愛に対する向き合い方を重ねてしまった。論理と感情の狭間で生きるということ、そのバランス。

彼は探偵?で、人の生死がかかってる職業で常にプレッシャーがかかっており「論理の世界」に生きている。
だから生死がかかってるからこそこそ和葉との時間は取れずに
常に事件に奔走していた。

そんな仕事中にも
和葉が聖にとられそうになったりこれまでの関係の危うさに心が乱されそうになるが。。。そこはやはりシビアに仕事に集中する(恋愛ではなく、仕事が優先だから、それは人の生死は和葉よりも大事と判断したから)

その「動機を追い続ける論理の世界」では、北海道の安寧を揺らがす事件を紐解くのに必死であった。

和葉が自分から離れないか。でも人がどんどん死んでいってしまう。

そして、仲間と協力しながらついに決着がつきそうになる。
函館山で待っていて欲しい。
ついに「動機を追い続ける論理の世界」に終止符を打ち、
心を突き動かされるなにかが
分からないまま、気持ちに忠実に伝えようとした。

そして事件は解決し、ついに
キッド(心の中で憧れ?)
のように空から彼女の元に舞い降りた。
しかしながら恋敵の金持ちの令嬢に邪魔されてしまい
和葉は聞こえてなかった。
彼の動機の世界に別れを告げる(一旦離れる)

「人がなにか行動をするには必ず動機がある。だけど、和葉への好きという気持ちには動機がない。動機を探り続けていた仕事なのに、分からないんだ。好きだ!」

恋敵の錯乱によって聞こえることは無かった。それもまた仕事に忠実になりすぎた報復なのか。
辛すぎる。