千里夜行

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)の千里夜行のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

北の国を舞台にしたコナン、平次、キッドの三人の大暴れと隠されたお宝を巡るミステリー、そして、平次は今度こそ告白できるのか!?
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アクションの派手さは見応えあった。
宝探しの謎解き自体はともかく、犯人の動機や事件自体は映画のスケールに比して、ちとショボさは否めなかった。
登場人物の多さからか、一つの物語としては今一つスッキリしない読後感であった。
平次の告白話は今作の物語に関係ない無理やり話に組み込まれた感じしたけど、自分も観ていると楽しいのは間違いないからファンサービスとしては間違いない。
沖田と鬼丸は本当に登場させただけ感強すぎて、元作品のYAIBA好きだった自分としては、せっかく登場させるなら単なるバトル助っ人以上の役割与えてほしかった。

それにしても、劇場27作目(だったかな)で、今も平次たちの告白劇が話に組み込まれるのは、ある意味凄い。そして、さらに新しい人間関係仕込んでくるのもビックリや。

自分的には、平次の渾身の告白が大スクリーンで空振るオチは、コミカルより哀れさを感じてつらい。
千里夜行

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