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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)のsnのレビュー・感想・評価

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コナンと言えば魅力的なキャラ。有能すぎる「探偵」や「怪盗」、そう言った個の力は、われわれの住む現実世界では、連載当初から時を経て受け入れられ方が変わってきたと思う。

現実世界が作品世界に及ぼす影響。
作品が長寿かつ国民的人気を誇るものであれば、尚のことだろう。

例えば、本作では、スマホを使った演出が多いなと感じた。(ある意味で伏線となっていた)

スマホがある世界線をコナンは選んだわけだけど、それによって機能しなくなる過去の推理がでてくるはずだし、博士のメカだって特別感が薄まってくる。

単なるメタ的批判ではなく、例えば、今後AIのある世界をコナンは描くとして、そうなると探偵そのものも存在が脅かされるのではないだろうか。

本筋のクライマックスには、そういう未来に対する問題提起も垣間見えた。

映画を見た子どもたちがどう感じるのか。鑑賞体験がどう残るのか。。興味がある。


でもまあ!細かいことは置いておいて、相変わらず、探偵も怪盗もキザ過ぎるし人間離れしてるし、ほんとドキドキさせられる!
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