スウェーデンの絵本が原作とあって
子供の視点で描かれている本作
あれやこれやとエッラは
スティーブにイタズラを
仕掛けるけどスティーブには
なかなか効かない
それどころか
イタズラさえも
楽しんでしまう彼に
トミーは益々惚れてしまう
一方、徐々にエスカレートしていく
エッラのイタズラによって
いつも優しいトミーが
怒ってしまうという王道の展開
けれど、
こんなにエッラ思いの
叔父さんだったら、
私でもエッラのようにしちゃうかも…
なんてどこか共感してしまう
悪い人が誰も登場せず
クスッとなるシーンも多くて
終始、頬は緩みっぱなし
ファミリー映画ならではの
微笑ましいラストも良きでした
スウェーデンといえば
LGBT先進国
原作が絵本なのに
トミー叔父さんの
彼がオランダ人の男性でも
エッラや家族みんなが
普通に受け入れている
差別のない優しい世界が
描かれているところは
北欧映画ならでは
エッラちゃんも可愛いくて
泣いて笑えて心温まる素敵な映画でした。
