HaebangIljji

テルマ&ルイーズ 4KのHaebangIljjiのレビュー・感想・評価

テルマ&ルイーズ 4K(1991年製作の映画)
5.0
2024年14本目
初見は2016年で、その時は何て破滅的…と悲しくなった。
“そこまでする?”がずーーーーーっと頭にあって、彼女たちの気持ちが分からなかった。(そうやって、受け入れて生きていくものだと思っていた。)
2023年に軽〜く観て(その記憶は殆どなくて、自分のレビュー見て驚いた)私はようやく彼女たちと同じところに立てていたようだ。
着飾るものを捨てて彼女たちは解放される。
今日初めて映画館で観て、初っ端からずっと泣きながら観ていた。
夫に許可を得ないと外出できない妻にも、彼女がどうしてこうゆう行動をしたのか。
彼女に寄り添うことができた彼を信じられない理由も。
基本、男性は裏切り、女性の主体性を奪い、女性を信じない人として描いている。

劇場内、テルマが強盗するシーンからちょこちょこ笑いが起きていて、テルマの夫が電話で彼女を気遣う台詞で、警察が家にいる事がバレるシーンは劇場内大爆笑だった。
ルイーズと彼との関係が切ない。

最後の飛び立ったシーンは本当にガッツポーズが出るほどの爽快感。

私の大好きな韓国ドラマ『ディアマイフレンズ』にも何度も出てきたし、他のドラマにも台詞で出てきてたと思うけど、この映画を出してくるあたり、やっぱり韓国ドラマの意識の高さが見えるし、この映画を数日前に(確かNHK)TVで特集していて(『ソウルメイト』も一緒に取り上げていた。)「ブラピが若かりし頃の肉体美を惜し気もなく披露している」みたいな紹介もあって、本当終わってんな…と思った。
この映画はそういったことに中指立ててる映画だろうに…と。
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