YouTubeに出てくるCMで興味を持った娘6歳とまずはディズニープラスで1を観賞し、
娘にとっては2度目となる映画館となりました。
1度目はプリキュアだったので周りも子どもだらけだったけど、
今回は大人がたくさんいるのでけっこう緊張しました。
作品としては1が本当に好きなので、
娘と観賞できるってだけで感慨深いのだが、
思春期をテーマに、感情が一気に増えるという辺り、
果たしてどうだろうかなという不安はあった。
思春期の目覚めの部分を描き出した時点で、
でもこれってすぐに折り合いつくもんでもないよなと思ったし、
それをホッケーの合宿の数日に凝縮しようとするのはあまりにも無茶。
だから、まぁ完全に折り合いがついたという話ではなく、
今後も同様の迷いや葛藤が続くうちの一幕と解釈すればいいのかな。
知恵がついてくるとともに自分の知識の中で危険を回避しようと先を不安に思う気持ちがanxiety =シンパイとして描かれていて、
それが今作のエンジンになっているのだが、
自分の思春期に当てはめてみると、
たしかに先々のことを考える心細さってあったなぁ。
ライリーは特に「自分に厳しい」と描かれているから、
そこが暴走気味になっていたのが今回ということか。
だから年が重ねられただけに自分とは違うかもと思う部分は前作より感じたけれど、
自分だとハズカシイ、ダリィがもっともっと羽振りを効かせてたかもとか、
そういう見方をすればいいのかもしれない。
あるいは自分の場合、友人を失うことへの不安がもっとも大きかったから、
シンパイがもっと違う動き方をしたかもしれない。
いずれにしても思春期について思い悩み、深く傷ついた者としては、
期待してたほど刺さらなかったし、
なんかラストもやんわりしてたなぁという印象。
もっとも今回は娘の咳が気になる、途中で数分中座する、泣きそうなシーンでは娘が顔を覗きこんでくる、など集中を削ぐ要因もたくさんあったので、
う〜ん、もう一回見てみようかなぁ。