とっても面白かった。面白かったんだけど、1の出来が良すぎてあの衝撃には叶わなかったなぁ。
『インサイドヘッド』を観たときは「ピクサー天才過ぎる！ピクサーにしか作れん！！」って思ったけど、思春期をテーマにした『2』はピクサーだからこそイマイチになってしまうんじゃなかろうか。ピクサーは全年齢が楽しみにしているから、ほんとの思春期のドロドロとした残酷な内容は描けないよな。R18で全力の思春期を描いてほしいな。それこそ恥ずかしくて制作陣の誰か死ぬかもしれんけど。
とか言いつつ、ちゃんとしっかり泣きました。自分自身とは何か？と悩む姿を見て、いつか息子も悩む日が来るんだろうと・・・。ヨロコビの「成長するってこういうことかも・・・喜びが少なくなる・・・」ってのも息子のこと考えて泣いた。ドライアイスの煙で大喜びしてる姿もいつしか見れなくなるんだよな・・・また泣けてきた・・・。
思春期には脳の指令が入れ替わるって比喩は見事。あの時期は本当に別人だもんね。思春期のあれこれを思い出して吐きそうになるほどしんどいシーンがあるって聞いてたけど、自分にはそんなダメージなくて、なんでだろうと思ったら思春期のこと本当に覚えてない。きっと暗い記憶の中に閉じ込めているんでしょう・・・。
