様々な感情が芽生えて、自分でも知らなかった自分に出会い、折り合いをつけて、前に進むこと。
それこそが成長なんだなぁ。
とはいえ、ライリーの置かれた状況は自分でなんとかできる範囲。(思春期の踠きで心当たりがあるもの)
実際には、自分より実力はないけどお金持ちの子供がコーチや学校にお金を積んで、入学枠が埋まってしまうとか、
親が急に倒れて学費が払えなくなるとか、
そういうどうしようもないことも経験して、大人になるんだよな。
勿論ライリーに不幸になって欲しいわけではないんだけど、なんかこう、ライリーに感情移入できなかったのはこの辺りにありそう。
15歳くらいの年齢にも関わらず、
ずっと仲良くしていた友達が違う高校に行くことを勘付かない、あるいは友達らが言うのを躊躇うコミュニケーションをしてる/関係性っていうのは中々に不憫だとは思うけれど。
2対1になってしまうのは、3人で仲良くしていたことがある人は誰しも心当たりはあるからそっちを描ききった方が地味だけど面白そうなんて思ったり。
映像はとにかく綺麗！
