存在を知ったときから(時間旅行作品好きなこともあり)色々とそそられ、映画好きな友達の評価も高く、何よりも全国公開が広がってるということもあり、早速鑑賞(ただし、事前に情報は一切入れてない)
以下、ネタバレあり
タイムスリップものに定番の理解者の異性が……!と思ったら、結局タイムスリップのことを知ってる現代人はいないことがまず新鮮。
ついはしょりがちな展開なども、2時間というドラマの中でじっくりと描いている。その分、エピソードの1つ1つも丁寧で、ショートケーキに感動するシーンなど、まさに時代劇的雰囲気。
ある程度現代に馴染んできたら、髪型よりもその間の歴史を調べるんじゃないのかなーとは思いつつも、そこは個人差ですかね。
そして中盤から、もう一人に焦点が当たる(前段階で噂話が出た点で、一瞬もしやこれは?と思ったので嬉しい)からのドラマ展開は、いよいよ侍と侍の時代劇テイストに。
シーン追加・若者ボコボコからの真剣勝負の流れは、個人的には納得わかりかねるものの、わからなくはなく、ストーリーとしては美しい。
(そして合間合間の優子に惚れる高坂、それをニヤニヤ見守る風見が清涼剤にもなっている)
ラストの「今日がその日ではない」にジーン、そして大笑い。
(オーラスのアレは予想ついてたので……どうやって作品を締めるのが美しいかは悩むよねえ)
エンドロールの音楽も、とても時代劇。映画館で見て、よかったー!!