幕末の志士が現代の太秦映画村にタイムスリップで斬られ役として活躍していく、その結果まさかの…まさかな展開でその仕掛けは既出感もありながら面白いな~と思ったけど。順応性高い主人公…すぎん?
いやでも、このくらいのがリアルなんかな?帰りたくて奔走するのではなく(帰れなかったし)覚悟して与えられた世界で自立して生きていこうとしているのは前向きで明るいなと思う。
主人公の俳優さんはほどよく主人公感あって、でも斬られ役としてのほどよい脇役感もあって、そこはとても好感が持てた。
コメディかと思いきや真面目なストーリーだった。
タイムスリップでなくとも、突然違う環境に放り込まれて生きていかなければならないことは往々にしてあると思う。
そういう意味では前向きで楽しい爽やかな映画だった。これしかない!そう思える場所で輝けたらなぁと思う。