つるみん

ア・フュー・グッドメンのつるみんのレビュー・感想・評価

ア・フュー・グッドメン(1992年製作の映画)
3.9
トムクルーズ主演の軍事法廷ムービー。
先日観た『真実の行方』同様、お堅い話はなく法廷モノとはいえ比較的観やすい映画。そして改めて自分はロブ・ライナー監督との相性が良いのだなと確信。非常に面白かった。

キューバの米海軍基地で1人の海兵隊員が襲われ殺された事件を巡り、法廷経験のないキャフィ中尉(トムクルーズ)が奮闘するお話。
いつ見てもトムクルーズは格好良いが、やはり80年代後半〜90年代中盤のトムが1番格好良いかもしれない。このキャフィ中尉自体のキャラが少しお調子者で、でもやれば出来る感じの男。まさに映画の中のトムクルーズ像がそのまま本作に出てきてしまってるので、〝キャフィ中尉〟というよりは〝トムクルーズ〟感が否めない。(いつ見ても広瀬すずみたいなね)

それはさて置き、本作に出番は少ないものの圧倒的な存在感を見せたジャック・ニコルソンがMVP。この大佐がめちゃくちゃ怖い。またあの嗄れた声から発する暴言が威圧感半端じゃない。ジャック・ニコルソンがカメラに収まるシーンは全て彼が持っていっていた。特にラストの法廷バトルは見もの。トムとの掛け合いが凄まじく、思わず鳥肌が立ってしまった。

〝真実〟とは。〝正義〟とは。
一体何なのだろう。(昨日観た『グローリーデイ』という韓国映画もたまたま同じテーマだった)

それにケビン・ベーコン。髪型四角すぎ(笑)
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