Reise

ぼくが生きてる、ふたつの世界のReiseのレビュー・感想・評価

3.8
周りに気を配る子供だった自分には心にくるものがあった。

尚更、主人公のようなコーダの人や障害を持った人は普通と呼ばれる人たちよりも多くのことを幼い頃から経験している。もちろんそれは人格形成や人生の選択にも影響を及ぼすものだ。

ただそれが不幸だとか周りが決めつけるものではない。障害があってもなくても、自分が自分らしく等身大の幸せで生きれればそれでいい。

「どの家庭でも同じ悩みを何かしら抱えているんじゃないかな」という主人公の父の言葉がとても印象に残った。
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