湊健一郎

ジョン・レノン 失われた週末の湊健一郎のレビュー・感想・評価

3.6
【いわゆるジョンが18ヶ月若い女性と浮気していたはなし】

ビートルズのジョン・レノンと妻オノ・ヨーコが別居していた“失われた週末”と呼ばれるプライベートな日々の真相を追ったドキュメンタリー。

今まで語られることがなく、ヨーコに見放されなたジョンが18か月間自暴自棄になっていたという知識しかいままでなかったが。

1973年秋から75年初頭にかけての18カ月間、ジョンはヨーコの強い希望により、夫妻の個人秘書でプロダクションアシスタントを務めていた中国系アメリカ人メイ・パンとともに過ごす日々を送っていたと。

この期間、ジョンはメイの助けを借りて最初の妻シンシアとの長男ジュリアンと再会することができ、アルバム「マインド・ゲームス」「心の壁、愛の橋」「ロックン・ロール」を立て続けに名作を制作、デビッド・ボウイやエルトン・ジョンらとのコラボレーションや、ポール・マッカートニーとの再会など、“失われた週末”という呼び名とは裏腹に、ビートルズ解散以降のソロキャリアのなかで最も多作で商業的にも成功した時期を過ごている。

メイ・パンはあげまんで、ヨーコはさげまんだ笑。

ただ本作はメイパン側の視点で語られているので真実は何処へだが、映画を観た限りジョンが満更でもなくメイパンを愛していたことはわかった。
湊健一郎

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