C和夫

ジョン・レノン 失われた週末のC和夫のレビュー・感想・評価

4.0
レノンの音楽が、ほとんど使われてないのが残念!
クズみたいな三流の音楽流すぐらいなら、ヴォーカル無しのBGMにしてくれ!
...
これ見て、つくづく感じたのは、レノンはヨーコに、いいように
洗脳
されてたんだなぁ〜、ということ。
ミックジャガーもロッドスチュアートも、過去に嫁が5人以上いる。
それより遥かに音楽性もカリスマ性も「格上」のレノンが、
シンシアとヨーコの2人だけで、
ヨーコとの息子ショーンのためにパンまで焼いて、
ハウスハズバンド(主夫)してたなんて、
あまりにも「優等生」過ぎる!
すべてヨーコに、いいように洗脳されて尻に敷かれてたからなんだね?
...
アリスクーパー率いるハリウッドヴァンパイア(いまはジョニーデップもメンバー)
との共演や、エルトンジョン、ボウイ、ハリーニルソンらとの共演。
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メイパンとのLAでの生活が、もっともっと長かったら、
先述の、ミックジャガーやロッドスチュアートのように、
いわゆるロックンロールスターとして、
女遊びや妻も数多く持ってたんだろうなぁ〜と感じる。
つまり、LAでのメイパンとの生活がもっと続いてたら、
いま現在われわれが抱いてるレノンのイメージとは、まったく違う人物だったのでは?
そしてそれは、もっと多様で、多作な音楽を残していたのでは?
という、「実現しなかった未来」
が待ってたのではないか、
と残念に思うと同時に、レノンならきっとそうしてたに違いない、
と、楽しい気持ちになった。
...
メイパンはレノンの最初の妻シンシアとず〜っと交流してて、
いまでもジュリアンを自分の息子のように愛してて、
ほんと素晴らしい!
いまの夫が音楽プロデューサーのトニーヴィスコティとは思いもしなかった。
しかも当然、お子さんもいるという。
ボウイつながりなのであろう。
そういうことに気づいちゃうと、ヨーコってのは、
わざと交際範囲を狭めて、レノンを束縛してたんだなぁ〜
と痛感する。
日系人のヨーコと、中国系のメイパン、同じ東洋の女性でも、
こうも違うのか、と痛感した!
C和夫

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