トラペジウムのおぼろのネタバレレビュー・内容・結末

女子高生4人の青春群像劇。生々しい描写も多く、本音をぶつけ合うシーンは特に印象的だった。物語としては、仲間集め→ボランティア〜アイドル活動開始→崩壊→その後と起承転結がしっかりしていた。原作が小説なだけあって、不穏なシーンでは雨が降っていたりと自然を使った描写もなされていた。東ちゃんの「他人を利用してでもアイドルになる」ってやり方はオーディション全落ちって過去を考えれば理解できるし、それを実行できる行動力と打算的な部分が彼女のアイドルへのこだわりであり、性格の良い部分でも悪い部分でもあると思う。最初はくるみがかわいいと思ったけど、アイドル活動のレッスン中の美嘉ちゃんのルックスがあまりにも良すぎた。クローバーワークスだけあってアニメーションは素晴らしかった。