トラペジウムの鼠黐のネタバレレビュー・内容・結末

前半主人公が気持ち悪い存在として描かれ続け、かつ成功していく様を見せつけることでフラストレーションを貯めるのが珍しくて面白かったです。最初は戸惑いましたがトントン成功していく内にカタルシス(文字通りの)が楽しみになり、躓く度に出る舌打ちやため息が嬉しかったですね。
どんな作品でも大きな挫折をする描写が大好きなので、丁寧に積み上げた分そこはめちゃくちゃ良かったですね。
大きな挫折をした後に立ち直るシーンも大好きなので、悲劇からのカタルシスもちゃんとしてて良かったです。
最終的には主人公の強かさがかなり気に入ったのでキャラの見せ方が上手いなぁと思うなど。
南ちゃんのキャラ面白かったのに全然感想に出てこなくて驚きました。なんでみんな南ちゃんを隠してたんだ。
アニメーションも綺麗でしたので劇場で見られて良かったです。