このレビューはネタバレを含みます
賛否両論らしいと聞いていたので覚悟していたが、すごく青春もので良かった。
アイドルになりたい女の子が、かわいい女の子3人に声をかけて東西南北というグループを結成し、のし上がっていくも他のメンバーは主人公の夢について行けず…というストーリー。
現役アイドルが書いているからこその、芸能描写のリアルさ(そのコースで人気が出るパターンはたしかにギリありそう…!と思わせる感じ)があって、その分、主人公の熱狂や危うさも、他人事とは思えない感じがちょっと怖ろしい。
この主人公、別に性格悪くないと思うし、夢を追う自分を振り返って「かっこ悪くてかっこよかった」と言えるのは素敵だと感じた。
アニメでも小説でも、アイドルもののトレンドが来ていて、もう少し地下アイドルに寄せたストーリーとかも面白いのかもと思った。