アメリカで実在した仮想通貨の詐欺会社。その実刑を受け、いまは刑期を終えた人物に実際にインタビューしたNetflixオリジナルのドキュメンタリー。
判決を受けたり、実際に刑期を終えたのが去年。ドキュメンタリー撮影で密着している時に判決を受けていたし、なんなら主犯でありCEOはまだあと6.7年刑期が残っており映像のみの出演。日本では批判を喰らいまくってできないような内容でまずそこに衝撃を受けた。笑
大抵ここまで大規模な詐欺を成立させていた犯罪者は、所謂天才と紙一重で、才能の使い所や、情熱の注ぎ方を間違えた。というのが大半だが、今回のケースはもう運も運。成り行き任せで後先を本当に考えていない。あったとすれば行動力とよく言えば物怖じしない精神。悪く言えば勘違いし続けてしまったこと。
これで緻密にやっていればきっと今頃、少なくとも刑務所や裁判所にはいなかったんだろうな、そう考えると今現在進行中で詐欺スレスレ、もしくは全くそう思わせずに完璧に、完全犯罪を敢行している悪党もいるのだろうな。
正しい情報を取捨選択することの大切さを学べるドキュメンタリーであった。
勝手に殺した偽物CEOが普通に出てきたシーンは本当に笑ってしまった笑
