レニー・ハーリン監督最新作です。
レニー・ハーリン!?
久々なアクション映画ですが、ちょうどいいという冠をつけたいぐらい、映画としてちょうどいいです。
80〜90年代のアクション映画の系譜にあり、どんどんブロックバスターな作品ばかりのハリウッド映画に食傷気味な方にぴったりです。
凄い世界的な危機ではあるのですが、CGばかりに頼った作品ではなく、肉弾戦も銃撃戦もカーチェイスもあります。
見せ場はしっかり作ります。
内容はツッコミどころもあるスパイ映画ですが、スパイ映画も突っ込めるぐらいがちょうどいい。
『ダイ・ハード２』『クリフハンガー』でハリウッド映画の頂点に登り詰めたのに、『カットスロート・アイランド』で映画史上に残る大赤字を出した、足るを知る男、レニー・ハーリン…ですね。
