クリムゾンキング

キングダム 大将軍の帰還のクリムゾンキングのネタバレレビュー・内容・結末

キングダム 大将軍の帰還(2024年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

前作「〜運命の炎」ラストでついに見えた敵総大将にして武神と恐れられる敵の襲撃で部隊は四散、生き残った者たちはみんな大好き我らが王騎将軍指揮の下、敵の襲来を食い止めるのであった!

みんな馴染みない漢字ばっかりで登場人物も主要以外誰が誰だかわからないとか言っちゃうと怒られそうだけどそんなの抜きにして面白い。

前作までのあらすじを最初に挟んで掴みはOK。
そのあとは構成上仕方ないとは言え回想と戦闘の構成で作品の勢いがちょっと削がれる?と思ってるとみんな大好き我らが王騎将軍がフリーザ様然とした圧倒的強者感提げて戦線に参加。信や羌瘣をしても手も足も出なかった強敵相手に殺意の波動纏ってるんじゃねーかと思わせる気迫で襲いかかるシークエンスはとにかく胸熱。
もうここだけで見てよかったし俺も王騎将軍に命かけてもいいかも?とか思っちゃう。
絶対男の子が大好きな要素満載の後半の展開はやっぱり劇場で観てなんぼと思った。

というかもう主役は王騎将軍。

あと同郷の尾平がこれまで「俺には無理だ、」とか「こんなの無理ゲー、、、」っていつも弱音吐いていたのに最後は信を逃すために囮になり、命を落とした尾到に対しても「責務を果たした弟を笑って見送ってやってくれ(要旨)」というなど超絶兄貴成分全開だったのも良かった(死亡フラグ叩き折ったしw)
これはジョジョ三大兄貴にも迫る兄貴っぷりだった。

最終章と言わず是非とも続きを作ってもらいたい。