けい

キングダム 大将軍の帰還のけいのネタバレレビュー・内容・結末

キングダム 大将軍の帰還(2024年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

Netflixで前3作を予習したので、満を持してキングダムシリーズでは初の劇場体験。前作の信(山﨑賢人)たちの絶体絶命の続きからはじまる冒頭から龐煖(吉川晃司)との緊張感のある見応えたっぷりの大迫力のバトル!(冒頭のダイジェストはもう少し短くても…)

過去3作通して出演してきたメインキャラの王騎(大沢たかお)の過去を振り返りながら、予告編から匂わせのあった壮絶な最期が描かれたことで、映画としてはひと区切りのようだが、物語はまだまだこれから!という感じ。

原作未読ながら摎を演じた新木優子のキャスティングはとても嬉しいが、如何せん強そうには見えなかった(笑)また出番が少なかったのが悔やまれるので、願わくば楊端和(長澤まさみ)も戦いに参加してほしかった。事前に出演は知らされていたが、過去編のキーパーソンとして佐藤玲の登場はファンとしては結構嬉しかった。

バトルシーンが盛り上がるシリーズであることは重々理解しているが、名台詞を繋げて作られた予告編を観てしまうと、いざ本編でそのセリフのシーンが来てもインパクトが弱く感じてしまう。しかし最新作が公開されれば劇場へ足を運んで観たいと思わせるクオリティだったのは間違いない。


余談だが、もはやシリーズもの邦画のあるあるになっている予告編の “ 最終章 ” という謳い文句は逆効果な気がするので、予告で使わなくてもいい気がする…。
けい

けい