しょう

Civil War(原題)のしょうのレビュー・感想・評価

Civil War(原題)(2024年製作の映画)
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今年いちばん面白い映画。
あの水に浮かんだ油滴が反射しているようなサイケデリックな色彩感は健在で、常にほんのり不吉な予感がする。銃声がいわゆる抜けの良い気持ちいい音ではなく、冷たくて硬いインダストリアルな音のつぶてで聞いていて怖い。この辺は劇伴にSilver applesとかSuicideを使ってる辺り、かなり意識した作りになってるんだろうなと感じた。キルスティン・ダンストがジェシー役のケイリー・スピーニーをソフィア・コッポラに紹介して、プリシラの主演になったって話は、この映画を観るとすごく納得した。ケイリー・スピーニーは、これからとんでもなく売れるんだろうな。
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