みらい

シビル・ウォー アメリカ最後の日のみらいのレビュー・感想・評価

5.0
内戦が起きたアメリカで、大統領にインタビューするためホワイトハウスに向かう4人のジャーナリストの物語。

ロードムービーという言葉より車移動の地獄の黙示録が浮かんだ。
立ち寄る場所で様々な価値観の人々に触れ、仲間達との絆を深めて、現実とは思えない弱肉強食に襲われ、仲間の死に立ち会いもした。戦争という死が蔓延する世界で泣く事もあったが、楽しさを覚える事もあった。
この旅の果てに彼女達がどんな写真を撮るのか。その答えを絶対に映画館で確認して欲しい。

ドルビーシネマで観たが、音響の迫力が凄すぎて、急に銃声が鳴るだけでビクッってなった!おそらく側で人の死を感じる様作られている。あの光の先で人が死んでいる、遠くから響く色んな種類の銃声がその現実を突きつける。
戦争は死が隣り合わせなんてものじゃなくて、死が一体になっているんだ。そう思わせるほど怖い場所なんだと教えてくれる映画だった。
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