YutaSaito

シビル・ウォー アメリカ最後の日のYutaSaitoのレビュー・感想・評価

4.0
日常があったであろう廃墟を進んでいくのが、現実と地続きな世界なのを強調してた。暴力が正義の世界ではPRESSの文字も意味をなさないし、何が理由で撃ち合ってるのかもわからないで敵対しあってるのが怖い。やられたらやり返すが先鋭化すると理性的な交渉をする余地もなくなるし、それに乗じてそもそも交渉する気のない差別主義者が暴れ出すのが嫌すぎる。
よくアメリカが崩壊する映画はあるものの、ゾンビ映画とかとは違って、現実に起こりそうな空気があるから、じゃあこの時日本はどうなってるんだろうと考えたら、恐ろしかった。暴力はエンタメの世界だけで楽しみたいな。
YutaSaito

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