A24はあれですよね、狂気・恐怖・カオス・苦しみ辺りを淡々と、芸術っぽく表現するのがほんとにお家芸的な感じ…
自分の感覚と理解の範疇を圧倒的に超えて殴りかかってくるから、そのギャップにいつも頭を抱えるというか
やばいシーンなのになぜか芸術みを感じるっていう大混乱に陥いる笑
この作品ももれなく。
アメリカ分断による内戦というテーマよりは、それを記録する報道カメラマンたちの葛藤の物語。
——祖国に対して警告してきたつもりだった。
でも実際祖国は崩壊し、仲間も失っていく。じゃあ、自分が撮り続けることは何の意味があるのか?
戦争ジャーナリズム系映画の永遠のテーマ、
今まで見てきたその手の映画はだいたい救いがなかったけど、今回に関してはラストにその決意は受け継がれた気がする。