このレビューはネタバレを含みます
予告編でコメディ要素が多い作品なのかと思っていたが、意外とそうでもなかった。
序盤でビーがその場の状況を飲み込むスピードが高すぎて、少し追いついていけなくなってしまった。
中盤、IF(イマジナリーフレンド)の家であるメリーゴーランドの地下のシーンにて、ビーが自らの想像力を駆使し、IFの家を改造していくが、元々の家は誰が想像していたのだろうか?ルイスよりも前のIFは消えてしまったのだろうか?
また、なぜビーのIFであるカールだけが人間だったのかは、頭の中で?が浮かんだ。
カールがIFであったことで、これまでの隣人としてのカールも全てビーの想像であったのだろうか。
もしかすると、疑問点がたくさん出てしまい、あまり詳細なストーリーが読めなかったのは、私がもう子どもではないからなのかもしれない、、、。
ただ、全体を通して見たことで分かったのは、他人には見えていない自分だけの友達「IF」は誰にでも存在している。しかし、日常生活により忘れ去ってしまう。そんなIFはいつだって自分の味方であり、IFが心の支えになってくれているということである。
この作品をきっかけに自分のIFを思い出して子どもの頃の想像力を思い出したいと思う。