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RHEINGOLD ラインゴールドのsonozyのレビュー・感想・評価

RHEINGOLD ラインゴールド(2022年製作の映画)
3.5
ドイツの大物ギャングスタ・ラッパー、Xatar(カター ※クルド語で“危険”)の半生の映画化。

イランで生まれたクルド人のジワ・ハジャビ(Xatarの本名)は、イスラム革命により迫害された両親とドイツのボンへ亡命。
父はクルド人から尊敬される著名なクラシック音楽家で、彼も幼い頃からピアノを習っていたような家庭環境だったものの、その父が楽団員の女性に惚れちゃったようで、家族を捨て金も残さず家を出てしまったことを機に、シングルマザーの母と妹を助けるため、10代で犯罪に手を染めるようになり・・・

HIPHOPと出会い才能に目覚めた彼は、8年の禁固刑で収監されたドイツの刑務所内で、看守の目を盗んで、小型ICレコーダーで録音した彼のラップ♪を、プロデューサーのMaestroがミニアルバムに仕上げ『Nr. 415』としてリリースし、注目を集めていく。
こんな人生もあるのか...と驚きます。

懲りない悪事を続けながら、タフ&諦めず、最後は成功と幸せを手にする破天荒すぎる男Xatarを演じたエミリオ・ザクラヤはチャーミングな強面キャラですが、リアルXatarをチェックしてみると、怖い怖い。。笑;
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