このレビューはネタバレを含みます
いかに美しい虚構でいられるか、ですか?
今年は頑張って言語化していきます
canonのフィルムの裏面?に書かれたテキストと写真、音楽、人の声(字幕で理解したという意味ではテキスト)、間で構成されている
理解は全く追いつかなかったけど、編集で作られた間は理解できた気がする
物語性を一切排除して、その上でなにかメッセージを残そうというのはあまりにも無謀だし傲慢だと思う。だから私は、ゴダールから、音と画面だけを受け取ればいいんだと感じた
中盤差し込まれる映像の美しさと言ったらなんとやら。ショットにおける運動について理解するきっかけになるような気がする
映画が虚構だということは当たり前で、映画を作ることは虚構を作ることだと言えるが、虚構を作る、という言葉には矛盾がある。作った時点でそれは現実ではなく虚構で、作者の意図が込められてしまう。映画を作るのならやはり、美しいものを作ろうとする意思がないといけないんだな