自由が持つ意味は破壊では訪れない
長回しの経過のなかに少しだけ表情の変化があったという余裕が今回はあった
初めてだとあの大量に押し寄せてくる監督からの言葉を受けとめたいと必死に食らいついてたので分かってなかった場面が多くあった そして分からない場面もまた増えた
怒りだけで突き進む軍隊のように男たちの荒い白い息が道を流れて行く
社会的に弱い者を痛めつけるという構造の投影
ヤノーシュは壊すことで均衡を戻そうとする現状を見ていることしか出来ずに自らが壊れてしまった 地球上での崩壊の図
太陽を中心とする美しい宇宙の投影は何処に
人智の及ばない存在が危険をもたらすのではなく 人間が抱く恐怖心が波及する破壊力
鯨が居る意味
元に居た神秘の靄の中を泳いでいく
その先に人間が目指すべき調和 空が在る
ハンナ・シグラが美しかったです🪐
