ぺー

ゴジラ-1.0/Cのぺーのレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0/C(2023年製作の映画)
4.2
映画 ゴジラ-1.0/C(2024)日本/125分
監督.脚本.VFX 山崎貴
主演 神木隆之介 浜辺美波 山田裕貴
   青木崇高 吉岡秀隆 安藤サクラ
   佐々木蔵之介
音楽 佐藤直紀

マイナスワン3回目はモノクロ版で。
カラー版は2回鑑賞済み。
別名、マイナスカラー。
公開当日のレイトショーで誕生日クーポン使って観ました。
敗戦間もない世界観の映像作りでより昭和的へ形態進化。
変わった点で言うと冒頭の東宝ロゴが初代になっていたり、エンドクレジットに東宝で本作を支えてくださった映画プロデューサー、阿部秀司さんが追悼の意を込めて記載されていた。
ここまでより当時の白黒の映像美を観させられてしまうとベタでわざとらしい大袈裟な説明台詞が全然気にならない。
よりコントラストが効いており、大戸島で呉爾羅が暴れる最初のシーンなんかはホラー映画みたいな不気味っぷりを発揮。
海で追われるシーンもスペクタクルさを魅了させつつ終始不穏だった。
不気味さが目立ったが希望を感じるシーンや田舎を飛び回る震電などを観ると美しく感じる。
評価は元のカラー版と変わらないが、見て損は全然無い。
ゴジラ好きで改めて良かったと何回も思う。
特攻隊とゴジラという組み合わせで昭和風に仕上げたこの作品、良きよ良き。
クロスロード作戦がまんまだったな。
欲を言うならフィルムのようにちょい粗さが欲しかったかもしれん、デジタルで鮮明すぎたのが惜しかった、あと大胆にアスペクト比4:3にしてもええんやで。
こういうデジタルで撮られたモノって基本的にモノクロにすると何でもかっこよく雰囲気合わせられる気がするけどゴジラの場合はちゃんと時代設定に合わせてんのいいよな。
カラー版にも熱く語っているので是非そちらのレビューも観て頂きたいです。
ぺー

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