父親から受けた虐待の記憶に苛まれる画家が、それでも父親を愛する母親との交流と死をきっかけに、慰めとして描いてきたアートとの対面を通じて、父親を許し過去から解放される話。

タイ航空の機内で。
これは観てよかった！鬱々とした雰囲気を抱えながらも主人公の描く絵の鮮やかさが対比となって画面がおもしろい。
ありがちな話なのかもしれないが、過去のトラウマを抱える人たちってそれぞれひっそりと抱えて時には爆発してどう付き合っていこうか考えて… って生きていて、それぞれ違う自分だけのストーリーがあるんだなと思うとすごくいい。許すも許さないも、いい。
これめっちゃよかったなあ。

機内
アーティスティックにしたい描写がわかりやすかったけど、ウッてなるシーンもあって、微妙にストレスだった