ラグナロクの足音さんの映画レビュー・感想・評価

ラグナロクの足音

ラグナロクの足音

スクリーンにしか生きる希望を見出せない20代前半による映画備忘録。スコアは甘辛、レビューは気紛れ。リアルとフィクションの境界を踏み外さない、メタファーに溢れた映画が好きです。映画とは宗教文化の賜物という考えから、これまでに60ヶ国を渡航してきました。ちなみに一貫して外国の映画館はエンドクレジットで照明がつきますw 1000本以上みてる人をフォロー中。家で上映会もしてるので是非

映画(1929)
ドラマ(1)

万引き家族(2018年製作の映画)

4.3

家族を描く日本監督代表。前作に引き続き幼少期から30歳近くまで団地で極貧生活をしていた監督の原体験がストレートに作品に影響していたんじゃないかと思う。幸か不幸か今年に入って幼児虐待のニュースがあとをた>>続きを読む

30年後の同窓会(2017年製作の映画)

3.2

家族を描く米監督代表。リチャードリンクレーター最新作。ベトナム戦争の同胞たちの弔いロードムービー。この3人異色な組み合わせと思ってたけど馴染みすぎて焦った。絶対リアルでの付き合いほとんど無いと思うんだ>>続きを読む

未来の自分(2013年製作の映画)

2.2

完全にドラえもんの実写版。せわしくんにそんなこと言われても変われるもんじゃないような。てか変わっちゃったらお前もどうなるかわからないだろw 未来ダンスがいいスパイスとなっていた。ラストはご愛嬌。たぶん>>続きを読む

ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

1.7

ブレイクライブラリーがなぜ出演したのかが意味不明。仕事ないの?潮の満ち引き関係なしにこんなサメ同じとこにいるかよ!ww どんだけエロいサメなんだw 最後の激闘でいきなりラストアクション省いたりCGはち>>続きを読む

犯罪オタクのカップル(2011年製作の映画)

2.6

ダンボールとフェルトだけで作った世界観にしてはとてもリアルだった。ズッキーニみたいな顔してる。朝の3チャンとかでやれば日本でも受ける気がするなー。ゾディアックネタは絶対つかえないけれど。笑

わらの犬(1971年製作の映画)

3.6

若かりしダスティンと奥さんスーザンジョージ出演の日活ポルノ映画w 閉鎖的な田舎がよそ者リンチを徐々に加速させていく。ジメッとした奥さんのビッチ感だけでご飯2膳いけるわ。映画の中でもまったくお似合いじゃ>>続きを読む

愛は盲目(2015年製作の映画)

3.5

アイデアもオチもすばらしい。聴覚障害者のカップルってほんとこんな感じなのか。よく耳が聴こえなくともすごい歌を歌うひとが肌の振動で音波をとらえられるっていうけど、これ彼女こんな叫んだら気づくだろふつうw>>続きを読む

フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

3.9

よくもまぁ最初の雪崩だけでここまで話を伸ばしたw これは残酷だけど現実に起こりうる夫婦崩壊の物語。でも本当にこうゆうたった一瞬のできごとで心のすれ違いが起きちゃうんだろうね。それは起きたあとの処理方法>>続きを読む

ビーボーイとフラワーガールの愛(2015年製作の映画)

2.2

蜂屋に育った男も花収集家も衣装がシュールすぎたw スーツを着なくてはいけない理由がよくわかんないし、最後は死を選んだってことか?色彩表現と花やミツバチのCGはコミカルでよかったけど全体的に話がてきとー>>続きを読む

奇跡の海(1996年製作の映画)

3.7

これは神と人間への挑戦状だ。真実の愛はあるのか。そもそも愛とはなにか。知的障害のある主人公はある意味遠藤周作みたいな状況に陥っていくのかと思いきや、すべて夫の仰せのままに。。ああいった極端な自己犠牲の>>続きを読む

ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

4.1

ホアキンの目がグリーンウッドの音魔術にかかり徐々にメルギブソン化していく物語。これでもかとカメラ構図と音楽を魅せつけてくる。役者が後回しな映画ひさびさに見た。監督の十八番でもある過去と現在のモンタージ>>続きを読む

犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.0

ほれみろ外国人でも日本をこんな面白く撮れるんだ!ウェス監督に大感謝!!!フォックスの次はホットドック!おなじみのシンメトリーの構図がモーションピクチャーによる空間をよりリアルなものにさせた。いったい何>>続きを読む

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.2

なんと贅沢な映画なんだろう。画面とスピーカーから溢れ出る高貴さに思わず背筋が伸びてしまう。フレグランスまで香りだす。人間ってのは限りなく自己中心的な存在で、夫婦ってのはそのぶつかり合いが最も浮き彫りに>>続きを読む

アナザー・フォーエバー(2016年製作の映画)

3.7

たぶんセリフはA4用紙1枚にまとめられる。しかし言葉がなくとも悲しみは伝わってくる。特別になにか教訓を得れるわけではないけれど、明けない夜がないように、止まない雨がないように、悲しみは時を経て軽減して>>続きを読む

ソニはご機嫌ななめ(2013年製作の映画)

3.5

女性の気持ちをわかっているようで、自分のことしか話していないこういう男いるわ。噛み合わない会話劇の2時間。どの男とも会話の道筋は変わらず、ソニが誰と結ばれるかはどうでもよくなってくる。男性の愚かさを撮>>続きを読む

ジンジャーの朝 〜さよなら、わたしが愛した世界(2012年製作の映画)

3.2

冷戦の危機により世界全体が厭世的な雰囲気に包まれていた時代、多感な少女が体験した親友と家族との絆の脆さ。これは相手が悪いな。レディバードといい、女の子ってストレートにもの言わないからクソめんどくせーわ>>続きを読む

ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

3.8

自分にとってのスタンドバイミーみたいなもん。10代に見たときとまったく印象が変わんないなー。とゆうことは若い人の悩みは時代問わず、普遍とゆうことか。ひとつ違うのは、教育方針で悩みを抱えている先生への用>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.9

自分がアメリカ人で同年代の女性だったらだぶん100点つけるだろう。それだけ監督自身が体験してきた思春期あるあるが随所に溢れていて大変微笑ましい映画だった。故郷や家族へが痛いほど恋しくなる。不器用なお母>>続きを読む

GODZILLA 怪獣惑星(2017年製作の映画)

2.2

なんで日本大陸にこだわるんだ。。?2への伏線が弱すぎて見る気にならん。3Dアニメーションのなんとも形容しがたい違和感ってのはどうにか拭えないものか。CGとアニメは分けるべきだと思う。スーツも宇宙船もよ>>続きを読む

ミュート(2018年製作の映画)

3.4

お久しぶりのダンカンジョーンズ。完全にブレランを意識している世界観だが、アクションに依存せず、静的なサスペンスとして仕上げてきた。近未来だからこそ、それに逆行して生きる人工声帯を使わない主人公が目立っ>>続きを読む

少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)

3.6

子は親を選べないというが、親も子を選べない。やはりサイコパスってのは先天的な性分ってやつなのか。あきらかにこいつ将来絶対犯罪冒すって子供に自分が母ちゃんだったらどうするか。いや、何かが必ず引き金となっ>>続きを読む

心と体と(2017年製作の映画)

4.2

これは感想も映像も脚本も言語化しづらい。「命」や「魂」といった超越的な存在を限りなく冷静な目で捉えた作品とでもいおうか。終始入り乱れる、夢と現実。人間という枠をこえた壮大な生命賛歌なのか、はたまた滅び>>続きを読む

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.9

サーティーワンアイスクリームみたいな映画。終始6歳の子供、ムーニーからみたフロリダが映し出される。なんとなくメイジーの瞳を思い出した。日常的に暴力、売春、ドラッグ、小児性愛者がうろついている場所でも、>>続きを読む

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.8

彼女の話はニュースでしか知らないもんだから、多くの観客は彼女に対していわゆる悪女のイメージしかもっていなかったわけだが、監督の思惑通りそのイメージは覆され、ミリオンダラーベイビー的な逞しい鉄の女、まさ>>続きを読む

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

3.9

この幕引きを映画の最後にもってきちゃうってのがルッソ兄弟ならでは。ここまで多くのメインキャラをだしても大筋ははずれない脚本と演出が素晴らしい。エンドクレジット中の映画館の雰囲気がおかしすぎて笑いをこら>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.1

映画オタク歓喜!この映画で生涯映画興行収入1兆円を達成したスピちゃんでしかまさにできない内容。というかバイオグラフィーといっても過言ではないほど彼の趣味嗜好やこれまでやってきたことの集大成的な出来だっ>>続きを読む

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2016年製作の映画)

4.0

事件に直面した庶民の人間ドラマ、戒厳令下の街で軍の監視を逃れ取材してゆくサスペンスと、適度に娯楽性もあり、物語として上手く構成されていた。コミカルでささやかな庶民の日常描写との対比により、弾圧の残虐さ>>続きを読む

BLAME! ブラム(2017年製作の映画)

3.4

原作の漫画に比べてもちろん画風が一味違うが最新のCG技術で迫力と臨場感の出すことに成功してた。とくに重力子放射線射出装置のカットは男子絶叫必至。一コマあたりの絵の枚数が多いためか細かな人間の動きがとて>>続きを読む

パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

1.2

中国マネーがギレルモデルトロを檻に閉じ込め勝手にロボットを使用してトウキョウを焼け野原にするだけの映画。今年最大のズッコケぶりであった。渾身のギャグも規模がでかすぎると収拾が付かないのだなぇ。これはト>>続きを読む

オレンジと太陽(2010年製作の映画)

3.6

本当にあった史実の映画化はいつも面白い。その史実を知らないもんだからなおサスペンスチックに楽しめる。近現代、13万人もの恵まれない子どもを養子にだすという名目でイギリスからオーストラリアに労働力利用の>>続きを読む

共に生きる(2013年製作の映画)

2.4

ヴィーガンドキュメンタリー。このひとたちとは一生分かり合えないんだなと思った。動物を擬人化し、肉を食べないことが世界平和に繋がると信じているらしい。野菜だけの摂取で競輪選手になってるひとの話は脅威だっ>>続きを読む

ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡(2017年製作の映画)

3.5

素人がジャングルに入る前に予備学習として使えそうな映画。ベアグリルスがやってるようなことをハリポタが実演してるってだけで無人島での破茶滅茶役からさらに演技の幅を広げた。やっぱり虫系は大画面で見ると迫力>>続きを読む

クソ野郎と美しき世界(2018年製作の映画)

1.5

仕事で香取さんと携わっていることもあり、鑑賞。絶句。アイドル映画は人生で初だったが、思い切りしっぺ返しされてしまった。太田光はおいておいて、こんな名だたる監督陣なのにこんなショーモナイオムニバス映画に>>続きを読む

いま、会いにゆきます(2004年製作の映画)

1.4

イタリア人に無理やり見させられ鑑賞。涙や鼻水どころか鼻くそしか出てこないような映画。ファンタジーにしてもなんの工夫もなく、ひねりもなくただただダラダラとくだらない話が続く。リアルとメタファーの境界線を>>続きを読む

主人公は僕だった(2006年製作の映画)

2.9

ウィルファレルなのにまさかの笑いなしのクソ真面目映画で拍子抜け。トゥルーマンショウを意識しているなと序盤から悟ったが、いつ笑かしにくるかと待ち構える2時間。かなり神経に悪い。いつからそんな役できるよう>>続きを読む

グラン・ノーチェ!最高の大晦日(2015年製作の映画)

3.4

スペイン人なら誰でも知ってるイグレシア作品。ここまで始まりから終わりまでやかましい半狂乱映画ってなかなかない。クストリッツァ映画に下品さが加わる感じ(←失礼)。話はすべて舞台の中で完結するしょーもない>>続きを読む

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