ひろせ

カンダハールのひろせのレビュー・感想・評価

カンダハール(2001年製作の映画)
4.4

「たとえ塀が高くても空はもっと高い
いつか世界の人々が助けてくれるでしょう
もし助けてくれなかったら
自分でなんとかするんです」

印象に残るシーンがたくさん。以下思い出したのメモ

地雷の仕掛けられた人形に触れないための教育
うたう目の見えない子ども
ブルカで写真
ブルカの下の化粧、マニキュア
強盗、泣く子ども、祈る男性
頭を振りながらコーランを覚える
剣、鉄砲
退学させられた生徒が服を外の子と交換
医師と直接喋れない患者
つけひげ
砂漠の死体
死体から指輪をとり、売る少年
義足を待つ人々
妻のため「かわいい」義足を選ぶ旦那
パラシュートから落ちてくる義足
それを求めて松葉杖で猛ダッシュする人々
カラフルなブルカの女性たち
本、楽器、検問員、残された壺

ひとつひとつに訴えるものがある。

言葉も印象に残った
「愛はブルカの隙間をくぐれるの?」
「人がそれぞれロウソクほども明るく照らせたら太陽など無用なのに」

…太陽はなんの象徴だったのだろう。
日食までにカンダハールにたどり着くのがこの物語の目的。
最後にブルカの隙間から見えた太陽が印象的だった。
主人公が言っていたように障害物であることは確かだけれど。

ブルカはもともと日光から身を守るためのもの。
「空」から義足が降ってくる。

すっきりする答えがあるなら知りたい。