原題：The Piano
いつの日かチェックしており、いつか観ようと思って先延ばしにしていた。
公開30周年記念で上映されると知って、劇場鑑賞することにした。
タイトルからピアノの話だろうというだけで、他に事前情報なし。
鑑賞後に調べてみたら、1993年カンヌ国際映画祭の最高賞であるパルム・ドールを受賞、女性監督として初の快挙。
第66回アカデミー賞の脚本賞、主演女優賞、助演女優賞を受賞した作品。
官能的なドロドロ恋愛映画とは衝撃だった。作品の時代設定や公開した1990年代ということもあるだろうけど男尊女卑、種族差別もある。
展開がいろいろと常軌を逸している・・
ピアノの音色が美しい、重厚感があるというか。長い波打つシーンは圧倒された。
主人公は話せない分、目で語る。目力が凄い。
自分を表現するためのピアノを置き去りにして勝手に土地と交換する夫より、拒否反応が出るような始まりでもピアノごと受け入れてくれる人の方がいいのかな。
コミュニケーションをとることは大事だなってなんか改めて思った。
