ザ・パイロットのYutaTakaueのネタバレレビュー・内容・結末

未体験ゾーン2024にて第二次大戦時の独ソ戦を描いた「ザ・パイロット」鑑賞。
敵地に不時着したパイロットの脱出サバイバルと言えば秀作アクション映画「エネミー・ライン」始め数多く製作されていますが、こちらは戦地で足を失ったパイロットが戦場に復帰するまでを描いたドラマ作品。
実際に第二次大戦時、両足を失い復帰が厳しい中、再び戦地に戻り戦績を残したパイロットがソ連には複数いたとか…
前半で描かれる重厚感あるリアルな空中戦や不時着後の極寒の地でのサバイバルがとても丁寧に描かれ、安易にVFXに頼らない姿勢が感じ取れるのが評価ポイント。
但し要所要所に挟まれる恋愛パートが蛇足に感じたのが欠点。結果パイロットとしての誇りや成長を描いて、恋愛ドラマまで描いて色々詰込み過ぎて散漫になった印象でした。