早稲田松竹にて鑑賞。(ジャ・ジャンクー監督作品2本立て)
この2時間30分を超える映画、物語を把握するのが難しく、市井の人々の些細な物語の積み重ねで地味。
見所は、赤い服のフラメンコ娘か。
歌も「♪ジン、ジン、ジンギスカ~ン」という聴いたことある歌が出てくる。
汽車が通るだけで大騒ぎする若者たち、村に電気が来たと喜ぶ人々は、時代を感じる。
当時の田舎の風景。
そのうち、ロックンロール・エレキバンドなる旅芸人のような若者や、トラックの荷台をステージにして踊る若い女性2人。
この映画のストーリーを把握しづらいのは、若者が数人出てくるのだが、最初のうち、彼らのアップシーンが少ないのだ。
常に、集団で居る場面が多いので、顔と名前が一致しない。
「若さのエネルギー」は感じたが、物語の解りづらさが致命的だった。
また観たら、よく分かるかもしれないので、機会があればまた観たい。リベンジで…。