闇バイト版「街の上で」
「シモキタブレイザー」
2023年 日本 71分
@UPLINK京都 平日17:55〜 観客4人
トランザムが下北沢を爆走する!
この発想は天才だしよく映画化に漕ぎつけたなと手放しで褒めるけど、後は特に語りたいことはないので以下は読む必要ないことをつらつらと。
愛されキャラがいない。犬ぐらいかな。
心から憎々しいと感じるキャラもいない。
街映画や地方映画には不可欠なのに。
関係ないけど本作と同じ下北沢を舞台にした「街の上で」の今泉力哉監督はかつてインタビューでこう話していた。
「映画のラストシーンは特に意味がなくていいと考えていて、観客が登場人物をずっと見ていたいと思ってもらえたら成功」
本作は彼らをずっと見てたいと思えなかった。肝となる伝説のレコードの扱いもひと工夫ふた工夫欲しいところ。