この週末、午前中は仕事場に出掛けていたので 舞台挨拶の回には入れなかったのだけど、『莉の対』、今日鑑賞してきました。
これに先立つ 『三日月とネコ』の舞台挨拶で上村監督と坪井支配人の対話の中で「これはキャストの重要性がきわだっている映画」という趣旨のコメントがあったのだけど、同じような言い回しで言うなら 莉の対 では、「ロケーションの重要性が際立った映画」なのだととことん感じさせられました。
雪山の風景、誰も足を踏み入れていない雪野原、雲が徐々に晴れていく雪山の遠景。北海道でも相当選りすぐらないとこんな風景はなかなか撮れまい…と言う感じ。
海へ出かけた場面での砂浜と波打ち際の雰囲気も、きっと選りすぐりに違いない。
190分、全編にわたってスクリーンに齧り付いてしっかりじっくり全ての場面を取りこぼすことなく観ることができました。
でもできるならもう一度観たい…レイト枠とはいえ長いので開始時刻はそれなりに早い時刻になるのは仕方がないことかもしれないけれど、せっかくレイト枠に入れてもらっているのだから、今週平日にもう一度観に来られるように、なんとかやりくりしてみようと思います。