原作未読で鑑賞。両想いになったら相手が消えるという予告を見て、頭の中にいくつかの？？を抱えながら臨む。やや唐突な冒頭に置いてけぼりになりそうになるものの、なんとか作品世界に引き込んだのは、見上愛と青木柚の演技と醸し出す雰囲気。この作品はそれに尽きると言ってもいいくらい。見上愛の表現する直球の「好き」感、そして劇中の彼女の弾き語りも、曲の良さもあって最高。そして青木柚の雰囲気も味わい深い。そう言えば、鑑賞しながら、以前観た「今夜、この世界からこの恋が消えても」を思い出す。同様の設定でも調理の仕方が変われば、テイストは大きく変わるもんですな。これは余談。
