まささんの映画レビュー・感想・評価

まさ

まさ

光を追いかけて(2021年製作の映画)

3.6

秋田県の閉校が目前に迫る中学校を舞台に、都会から転校してきたばかりの男子生徒と、問題を抱えて不登校の女子生徒との出会いと心の交流を描く。過疎化、貧困、閉鎖的村社会、いじめといったこの社会を取り巻く課題>>続きを読む

うみべの女の子(2021年製作の映画)

3.5

原作未読で鑑賞。中学生の未熟な性と愛を描く。平凡を装う主人公小梅は、実は性への好奇心が強い。やんちゃな先輩にフラレたと思えば、昔告白された地味な磯部に声を掛け、磯部と性の快楽を貪る日々に。そして明らか>>続きを読む

Our Friend/アワー・フレンド(2019年製作の映画)

3.5

好みのヒューマンドラマ系で泣けそうな作品と来れば見ないわけにはいかない。ストーリーは、ジャーナリストの夫マットと舞台女優の妻ニコルが、ニコルの余命が幾ばくもないことを2人の姉妹に伝えるところから始まる>>続きを読む

ディナー・イン・アメリカ(2020年製作の映画)

3.4

ここんとこシリアスな作品を見まくっていたので、テイスト違いの作品を求めて鑑賞。ギャグチックなテイストを想像していたが、かなりマッドに振り切った作品。これでもかという位に「F○CK」連発。作品のテイスト>>続きを読む

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.5

原作不知で鑑賞。仙台を舞台にしたサスペンスドラマだが、震災と生活保護というテーマが流れる社会派テイスト。震災で家族を失くす悲しみと、そして血は繋がらないものの悲しみを抱える者同士の絆といった情の深さと>>続きを読む

志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

3.4

話したいけどうまく話せない女子と、音楽が好きだけどうまく歌えない女子2人の高校生のストーリー。青春にコンプレックスはつきものだ。おじさんだからこそ、あっけらかんと言えるけど、高校生にはそんな軽く受け止>>続きを読む

空白(2021年製作の映画)

3.7

万引きに及んだとして店長に追いかけられた女子中学生が逃げた末に、車道に飛び出して乗用車とトラックに轢かれて亡くなるという衝撃的な事件。娘の無実を盲信する古田新太演じる父親。そんな父親に詰め寄られる松坂>>続きを読む

君は永遠にそいつらより若い(2021年製作の映画)

3.7

なんとなく青春ものかなという思いで鑑賞。開始しばらくは、展開の方向が掴めず、少し迷子になりそうにもなった。しかし、作品中盤から一気に展開。青春ものとは括られない、この作品で届けられようとした深いメッセ>>続きを読む

マイ・ダディ(2021年製作の映画)

3.7

8年前に最愛の妻を失くしたムロツヨシ演じる牧師、御堂一男とその娘の物語。男手一つで育て上げた娘も中学生になり反抗期に差し掛かったある日、娘が白血病だと分かる。しかも、彼女と御堂の間には血が繋がっていな>>続きを読む

由宇子の天秤(2020年製作の映画)

3.7

予告編で見たときからチェックしていた作品。女子高生いじめ自殺事件を追うドキュメンタリーのディレクターである由宇子を主人公に、彼女の追いかける事件、そして彼女自身に降りかかる事件を通して、真実、そして正>>続きを読む

明日の食卓(2021年製作の映画)

3.6

「石橋ユウ」という名の小学5年生の子を持つ3組の母子。平穏で幸せな日常が些細なきっかけで歯車が狂っていくそれぞれの日々を追いかける。家庭が軋んでいく中で、その矛盾や痛みを抱える子供たち。母は彼らを愛し>>続きを読む

浜の朝日の嘘つきどもと(2021年製作の映画)

3.8

鑑賞後に立ち寄ったコメダ珈琲店でお気に入りのミックストーストを頬張り、トーストの間から溢れ出たタマゴサラダと悪戦苦闘しながら、このレビューを前に作品を思い出し、なぜだかウルウルする。お気に入りの空間で>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.5

うだつの上がらない教師4人が、嘘かホントか分からない、血中アルコール濃度を一定に保てば仕事の効率が上がり、想像力も高まるという理論を、自分達の体で実験しようというあまりにノーテンキで、どうしょうもなく>>続きを読む

世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

3.5

ちょっと泣けそうな恋愛ものを見たくなり鑑賞。金持ちだけど交通事故で四肢の自由と愛も失ったイケメンのウィルと、お洒落とおしゃべりの大好きなルイーザ。稼ぎのいいバイトを探していたルイーザがウィルの介護の仕>>続きを読む

先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.6

予告編を見てなんとなく気になっていた作品。漫画家夫婦の不倫。黒木華演じる売れっ子で真面目な妻佐和子と、作品執筆を休み妻の作画を手伝いながらも女性編集者にうつつをぬかしている柄本佑演じる夫俊夫。そして佐>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.8

原作未読で鑑賞。そもそも村上春樹の作品に触れたことがなく、3時間の長編作なんて、最後まで向き合えるか心配だったが、全くの杞憂だった。突然の病で妻を失った舞台俳優で演出家でもある主人公の家福悠介と、彼が>>続きを読む

君の結婚式(2017年製作の映画)

3.5

切ない系青春ラブストーリー。高3の夏に転校してきたスンヒに一目惚れした男子高校生のウヨン。出会いも偶然なら、ひょんなことから別れも訪れる。それでも彼の半端ない愛情で、大学にも合格するし、付き合っていた>>続きを読む

子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

3.9

青春感が倍増する可能性を秘めたサマームービーとくれば見ないわけにはいかない。それでもなかなか都合がつかず、上映終了間際の滑り込みでなんとか鑑賞。原作不知で乗り込んだこともあり、ド頭のアニメのところで、>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.7

田舎町の一人の女子高生すずを通して、現実世界の裏側で広がる仮想世界を描く。「人生はやり直せない、Uならやり直せる」そんな仮想の中で繰り広げられる華やかな世界。現実社会の怒りや悲しみ、抑圧を裏返すように>>続きを読む

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.9

青春ど真ん中映画はやっぱ最高だ。時代劇映画大好きの超マイノリティ女子高生を主人公に、自分のワールドまっしぐらな青春を爽やかな恋愛模様とともに描く。部活、ラブコメ、クラスのちょっと変わった奴に文化祭と青>>続きを読む

のさりの島(2020年製作の映画)

3.7

オレオレ詐欺で金を稼いで渡り歩いている藤原季節演じる男は流れ着いた熊本天草で詐欺を働く。詐欺の電話に応じた楽器店の老婦は、金を受け取りに来たこの男を孫として招き入れ、温かい風呂にうまい料理でこの男をも>>続きを読む

くれなずめ(2021年製作の映画)

3.5

大人になった高校時代の仲間との友情を描く。終始描かれる仲間同士のわちゃわちゃした感じが懐かしい。滝藤賢一がチョイ役で出たり、ファンタジーチックな演出も随所に繰り出されるなど、不思議な面白さに包まれた作>>続きを読む

少年の君(2019年製作の映画)

3.9

受験戦争の裏にある苛烈なイジメをモチーフに、悲しい境遇を抱える少年と少女の切ない恋を描く。詐欺まがいの商売への出稼ぎで一人生計を立てる母とそんな苦しい生活から抜け出すため勉強に励むチェン。イジメを苦に>>続きを読む

劇場編集版 かくしごと ―ひめごとはなんですか―(2021年製作の映画)

3.6

なんとなく面白そうな雰囲気を嗅ぎ付け、テレビシリーズ未見ながら鑑賞を敢行。編集版ということで、端折感はたっぷりだったが、それは覚悟の上。いや、それでも十分楽しめた。エロ漫画家であることを隠す父と一人娘>>続きを読む

永遠の片想い(2003年製作の映画)

3.7

しんみり系のコメントを見てなんとなくチョイス。チャ・テヒョン演じる男ジファンが、バイト先のカフェに来た二人組の女性の一人に一目惚れするところから物語は始まる。一目惚れの恋は潰えるものの、仲良し3人組の>>続きを読む

アジアの天使(2021年製作の映画)

3.6

韓国を舞台にしたロードムービー。池松壮亮演じる剛が、オダギリジョー演じる兄を頼って、一人息子を連れて韓国に来るところからストーリーが始まる。ひょんなことから売れない女性歌手ソルとその兄妹と知り合い、出>>続きを読む

いとみち(2020年製作の映画)

3.8

青森を舞台にした、内気な高校一年生の成長ストーリー。監督も主役の駒井蓮も青森出身ということもあり、背景、言葉、雰囲気と青森感満載の本作。生粋の青森弁も惜しみなく繰り出されるので、時折、標準語訳の字幕が>>続きを読む

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.7

興味ありの見逃し作品だったが、上映館を見つけて鑑賞。「普通」が分からない予備校講師と「普通」に敏感すぎる女子生徒のお茶目な恋愛コメディ。成田凌のキモオタぶりと清原果耶のマセガキぶりがハマっていて、ふた>>続きを読む

藍色夏恋(2002年製作の映画)

3.7

この間見た「1秒先の彼女」に刺激を受け、台湾映画を見たくなりチョイス。恋愛、そして男女のことで思い悩む17歳の夏の日々を写し出す。主人公の少女モンが、女友達の片想いに巻き込まれるところから物語は始まる>>続きを読む

夏への扉 ―キミのいる未来へ―(2021年製作の映画)

3.6

原作は古典的なSFらしいが、不知で鑑賞。サイエンス的な味付けの濃い、恋愛×タイムパラドクスもの。時間設定の仕掛けにこんがらがって置いてきぼりになりそうになったところもあったけど、ざっくりとはストーリが>>続きを読む

1秒先の彼女(2020年製作の映画)

4.0

新聞の紹介記事を見つけて、好みの香りを嗅ぎ付けて鑑賞。この勘は見事大正解。子供の頃からワンテンポ早くて、いつも周りとズレてしまうシャオチーは、恋も仕事も今一つな女性郵便局員。手慣れた接客で、毎日手紙を>>続きを読む

きみはいい子(2014年製作の映画)

3.8

人はそれぞれにいろんな生きづらさを抱えている。その傷みをこらえたり、苦しんだり、悲しんだりしながら日々をなんとか生きている。その生きづらさへの気づきや何気ない関わりのある優しい社会でありたい。か細い力>>続きを読む

BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

3.7

ボクシングに魅せられた男たちの物語。描かれるどの男も格好いい。この格好よさは彼らの強さ故だろうか。その強さは腕力ではない。怪我や病気を抱えても、好きな女への想いを砕かれても、そしていくら負けて、打ちの>>続きを読む

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.8

映画製作の映画作品ってことと、なぜだか高評価ってところが気になって、それにしてもアニメって…と半信半疑でチョイス。敏腕映画プロデューサーのポンポのアシスタントであるジーンは、どこか冴えない、そして孤独>>続きを読む

キャラクター(2021年製作の映画)

3.6

普段あまり見ないサイコサスペンスもの。サイトでの高評価とタイミングが合ったことから鑑賞。殺人事件の現場に偶然居合わせた菅田将暉演じる漫画家の卵である山城圭吾が、事件をアニメにした作品が大ヒット。今度は>>続きを読む

orange(2015年製作の映画)

3.5

青春もので、もしかしたら泣けるかもと以前チェックしていたものを鑑賞。未来の自分からの手紙を便りに、悲しい現実を変え、山﨑賢人演じる翔をなんとか守ろうと友人たちが奮闘するストーリー。翔の母を思う苦悩と、>>続きを読む

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