遠い昔、あらゆる人間の髪型がフワフワだった銀河系で…
世紀の名曲『We Are the World』誕生のとき、そこで何が起こっていたのか。名実共に中心人物であったL・リッチーを軸に、その(What)a Nightを振り返る。
観終わった一言目としては、「…おつかれっす」に尽きる。
冒頭で「才能とクセ」と評されるように、当時の大クセスーパースター老若男女を一室に放り込むチャレンジのムズさたるや。
特急作曲やスケジュール調整から始まり、現場(深夜~早朝)でのコントロールまで、単に面取りした感動秘話というわけではない「お仕事映画」的な側面が今作の面白みだろう。カメラマンが口にする「しかもボランティアだったんだぜ」が笑えないしスベらないオチになっている。
このトラブル&気疲れ続きで神経がゴリ減るレコーディング風景において、誰を好きになるか?でちょっとした占いとかできそう。
①リーダーシップに溢れて頭はモコモコ、牡羊座のあなたは
⇒ライオネル・リッチー
②のんびり屋さんで愛されキャラ、みんなを和ませる牡牛座のあなたは
⇒スティーヴィー・ワンダー
③社交的でちゃっかりソロをもらっちゃう双子座のあなたは
⇒ヒューイ・ルイス
④遠いアフリカにまで及ぶ高すぎ共感力、蟹座のあなたは
⇒ハリー・ベラフォンテ
⑤今も昔も主人公キャラ、リスペクトしたりされたり忙しい獅子座のあなたは
⇒ブルース・スプリングスティーン
⑥完璧主義でこの場を仕切れる唯一の人、「俺がやらなきゃ」乙女座のあなたは
⇒クインシー・ジョーンズ
⑦個性派に挟まれつつ清涼感ある歌声で貢献する名バランサー、天秤座のあなたは
⇒ケニー・ロギンス
⑧いまだに執念深くルックスもほぼ美川憲一、蠍座のあなたは
⇒ディオンヌ・ワーウィック
⑨そもそもこの場に来ない放浪者、射手座のあなたは
⇒プリンス
⑩誰もが認めるレジェンド、なのにずっとナーバス…山羊座のあなたは
⇒ボブ・ディラン
⑪マイワールドの天然ちゃん、でもそれがまんざらでもない水瓶座のあなたは
⇒シンディ・ローパー
⑫超功労者なのに現場では控えめ、繊細オーラ漏れ出す魚座のあなたは
⇒マイケル・ジャクソン
さあ、当たってましたか?
わたし?はそりゃあ、シンディ一択って思っちゃうんですよねぇーえ。
------
ところで現在の皆さん、なんでそんな暗がりでしゃべってるの?アンチエイジング隠し?