rainwatcherさんの映画レビュー・感想・評価

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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

2.5

『ジュラシックワールド』3部作の完結編となる第三作。
いきなりごめんだけど、ここで「完結」という語を辞書で引いてみよう。

「続いていた物事などがすっかり終わること。また、終わってまとまること。」(g
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死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.5

お盆は死霊館に帰省しよう⑥(終)

悪魔のせいなら、無罪。(ただし無罪とは言ってない。)
…これもうわかんねぇな。

TCUウォーレン夫妻シリーズの三作目にして、意欲作。というのも、これまで鉄板だった
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アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

3.0

お盆は死霊館に帰省しよう⑤

死霊館ユニバース=TCU、アナベル人形シリーズの3作目。今回は再びウォーレン夫妻の時制と合流して、人形がウォーレン家に安置されてから後の話になっている。

夫妻が仕事で不
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アナベル 死霊人形の誕生(2017年製作の映画)

2.5

お盆は死霊館に帰省しよう④

死霊館ユニバース=TCUのアナベル人形シリーズ、前作からさらに遡って人形が生まれたルーツに立ち帰る。

人形といっても『チャイルドプレイ』みたいに人形自体がガシガシ襲って
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死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

3.5

お盆は死霊館に帰省しよう③

死霊館ユニバース=TCU、ウォーレン夫妻シリーズの2作目。

前作『死霊館』と基本的な構造は同じで、前半で心霊事件に見舞われる家族とウォーレン夫妻の様子をパラで描き、後半
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アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

2.5

お盆は死霊館に帰省しよう②

おっと映画が成り立たないアホがひとり登場〜〜〜〜
雑な自己犠牲ENDはテスト0点なの知ってたか?マヌケ

と、マウンテン・ティムなら言いそう(転嫁)

死霊館ユニバースの
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死霊館(2013年製作の映画)

4.0

お盆は死霊館に帰省しよう①

問:次のタイトルを公開順に並べ替えよ。
①アナベル 死霊館の人形
②死霊館 エンフィールド事件
③死霊館 悪魔のせいなら、無罪。
④アナベル 死霊博物館
⑤死霊館
⑥アナ
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インフル病みのペトロフ家(2021年製作の映画)

4.5

アッハッハハハ。
凍りつく夜の先に追い込まれる夢の袋小路、曲がり角で出会うのは彼か己か?わからねえ。最高だ。こんな映画を新作で観られるのを、どれだけ待っていただろう。

夜道を走る満員のバスの中、咳き
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好奇心(1971年製作の映画)

3.5

「"サボテンが赤い花を付けたよ"と言って」。

50年代のフランス。15歳になるローランは、タバコや万引きもさらりとこなす賢しい悪ガキ。美しく天真爛漫で友達のような母が何よりの自慢だが、あるとき母に愛
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

2.5

痘痕ならぬそばかすもえくぼ…となりや?

散々ツッコまれ尽くしている終盤の展開や何やらのはるか以前に、仮想世界<U>がぜんぜん魅力的じゃない。のが致命傷だった。
じゃあ逆に1984年的ディストピアみた
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女神の継承(2021年製作の映画)

4.0

誰も居ない森で、木が倒れたならその音は…

映画の冒頭で、タイの伝統的なピー(=精霊)信仰についての説明がなされる。人に限らず、自然や無機物にも霊魂が宿るという考え方だ。
今作は、実はホラー / スリ
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ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

5.0

8月8日は、世界猫の日。

わが国の猫代表といえば、やはりサンリオ亭キティ師匠が思い浮かぶ。
師匠は、あんなに世界中の人々を虜にしながらも「表情がない」というデザインで知られる。デフォルトでは口が描か
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

2.0

「てめーはおれを怒らせた」。

愛犬家の方々を中心に山ほどの感動した・泣いたとの声がきこえてくる今作。そんな中とても肩身が狭くはあるのだけれど、わたしにはむしろ「許しがたい」くらいの思いを禁じ得ない作
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ブラックシープ(2006年製作の映画)

3.5

ニュージーランドに住む羊の数は2670万。ちなみに人間は480万。

そんな土地で、「ひつじ・オブ・ザ・デッド」をやる。

ニュージーランドの小学生なら一度は休み時間のネタにしてそうな、そんな出オチに
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.5

翔べ、(検閲)の向こうへ。

男性優位社会からの女性の解放を謳った映画は多々あれど、こんなアサッテへ飛翔してみせた作品も稀だろう。

日本統治下の朝鮮半島で、宗主国に同化しようとする富豪、上月。
彼の
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ジャバーウォッキー 4Kレストア版(1977年製作の映画)

4.0

思い通りが幸せなんて限らない。

時は中世、暗黒時代。村々は人喰い怪獣に脅かされ、富のある人々は高い城壁の中の町に逃げ込んだ。樽職人の息子、デニスは父の死を機に町を目指す。しかしなぜか、あれよあれよと
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先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.0

「恋のプログラムを狂わせないでね」。

俊夫(柄本佑)は、漫画家の妻・佐和子(黒木華)が描いた新作のネームを盗み見し、慄く。自身の不倫がはっきり描かれていたからだ。更に、自動車教習所に通う妻に芽生えた
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惑星ソラリス(1972年製作の映画)

4.0

「わくソラ」って略せばほぼ「ゆるキャン」だよね。

まあ今作の敷居の高さったらない。(おや…?)
2時間半超の長尺に、タルコフスキーのネームバリュー(=オタクがうるさそう)。

枕詞として頻出である、
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第七の封印(1956年製作の映画)

4.5

死と踊ろう、今こそ!

まあ今作の敷居の高さったらない。
タイトルからして何やら仰々しいし、ベルイマンのネームバリュー(=オタクがうるさそう)や、50sのクラシック映画だということ。

そして極め付け
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エクリプス(2017年製作の映画)

3.0

どうぞおよみください。はい ⛩ いいえ

皆既日食の日、友人と密かに行った降霊術で「何か」に触れたベロニカ。その日から、彼女の周囲では怪異が起こり始める…

という「お持ち帰り系」ホラー。
ベロニカが
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カラスの飼育(1975年製作の映画)

4.0

抜けない棘を分けてあげる。

母に続き、父まで急に亡くした幼い三姉妹。中でも、次女のアナは感受性が強く繊細。叔母が面倒を見ようとするが、高圧的な態度ゆえ摩擦が生まれる。母との思い出を度々思い返すアナ。
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エルヴィス(2022年製作の映画)

4.0

それでもワンダー・オブ・ユー。

開幕のWarner BrothersロゴからしてギンギラギンMAXで、バズ・ラーマンの「俺エェェェ!」主張に嬉しくなっちゃう。
この時点でわたしは半分、まっとうなプレ
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ソング・トゥ・ソング(2017年製作の映画)

2.5

今日は二人で過ごす最初の記念日、爽やかな風に吹かれ海が見える静かなベンチに座り、「これ…受け取ってくれる…?」と不安そうに揺れる上目遣いで彼女が差し出す美しい包装の小箱、俺はすこし惜しい気持ちで慈しむ>>続きを読む

ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

3.5

ようこそ(悪)夢の国へ。

ミュージシャンのフレッドのもとに、何者かから一本のビデオテープが届く。妻レネエと共に内容を確認すると、自宅の中を盗撮したような映像が収められていた。侵入者か変質者か?その日
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デッドゾーン(1983年製作の映画)

4.0

聖人と狂人のあいだ。

事故による5年間の昏睡から目覚めた孤独な男、ジョン。彼には、触れた人の過去や未来を見透す霊視能力が芽生える。やがて、彼はある男の重要な未来を知るのだが…。

スティーヴン・キン
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ザ・ブルード/怒りのメタファー(1979年製作の映画)

4.0

憎悪、恐怖、そして贖罪。

かの『ハリー・ポッター』シリーズには「ボガート(まね妖怪)」と呼ばれる魔法生物が登場する。
こいつの特性は、対面した者が心の奥で最も恐れるものを読み取って変身してみせる、と
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女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

3.5

変態道は一日にして成らず。

美しい女子高生に殺されたい、という抑え切れない欲求に取り憑かれた男、東山(田中圭)。彼はその実現のため長年にわたり綿密な計画を立て、ついに高校教師としてある学園に現れる。
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プレタポルテ(1994年製作の映画)

3.5

はいからさんも転ぶ。

パリ・プレタポルテ・コレクション、略してパリコレ。
デザイナーにモデルに雑誌・TV関係者などなど、ファッション界の人々でパリは沸き立つ。その内幕で展開される人間模様の多様さは、
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ザ・プレイヤー(1992年製作の映画)

3.5

映画を殺し、映画に殺される。

ハリウッド、映画製作の裏側を舞台にしたサスペンス。
映画スタジオの重役、グリフィン(ティム・ロビンス)のもとには毎日無数の脚本が売り込まれる。しかし採用されるのはほんの
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グレイマン(2022年製作の映画)

3.0

夏休みの宿題、決まる。

CIAの寡黙なエリート工作員シックス(ライアン・ゴズリング)と、彼の命を狙う享楽的殺し屋ロイド(クリス・エヴァンス)のアジアからヨーロッパまで縦横無尽に駆け巡る大追跡劇。
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鬼火(1963年製作の映画)

4.0

7月23日は、アランが自死を決めた日である。

アルコール依存に病むアランは、医師からは「治った」として退院を促される。しかし、彼からは俗世で生きる気力が失われてしまっていた。彼は死のにおいを抱えなが
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バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

3.5

ニュートンのリンゴ爆弾。

うだつの上がらない俳優が、ヒーロー映画「バッドマン」の主役に選ばれた!人生を賭けた挑戦にやる気満々で臨むが、撮影の帰路で交通事故に。
目覚めた彼はなんと記憶喪失。しかし、車
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ラスベガスをやっつけろ(1998年製作の映画)

4.0

こんなにも「訳のわかる」シーンが殆どないのに、なんか好きだと強烈に思ってしまえる映画は久しぶりで、禿頭のジョニー・デップとビール腹のベネチオ・デル・トロ、彼らは全てのシーンでドラッグに浸かり続け独り言>>続きを読む

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.5

くまさんの、言うことにゃ。

危険な外から隔離され、両親と暮らす青年ジェームス。毎日の楽しみは、ビデオで観る冒険番組『ブリグズビー・ベア』。毎週新作が届くのだ。
しかし突然警察が現れ、両親を逮捕する。
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ミニオンズ フィーバー(2022年製作の映画)

3.5

カルチャーの架け橋はミニオンにおまかせ。

'15年『ミニオンズ』の7年ぶり続編。前作のラストで出会った少年グルーとミニオンたちの冒険が描かれる。
グルーも憧れる世界最高の悪党チーム、ヴィシャス6。そ
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ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.5

おいしい地雷源。

クリスマス目前の人気レストラン、その開店直前〜開店後における緊迫と狂騒の店内風景をNOカット・NO編集・NOCGで描く。

タイトルこそ「Boiling Point=沸点」だけれど
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