だいカラさん

告白 コンフェッションのだいカラさんのレビュー・感想・評価

告白 コンフェッション(2024年製作の映画)
3.1
2024年40本目です、70分台の短めな割に宣伝は多めな印象がある映画でした。

16年前に死んだ奈緒のために慰霊登山をしている生田斗真とヤン・イクチュン、吹雪に遭い思わぬ怪我を負ったヤン・イクチュンが、もう助からないと考え実は奈緒を殺したのは自分だった、、と告白をする、、が助かっちゃった、山小屋でどうする?な密室劇でした。

とにかく上映時間短いな、が最初に来た映画でした、74分の映画観たことあったかな。

「映画大好きポンポさん」でも、全ての映画は90分になればいい、みたいなこと言ってたからなぁ、しかしまさかの74分、短すぎる。

なんとなく寒さは感じにくかったような気はしたけど、密室で起きるなんとも気まずい雰囲気とか気持ち悪い感じはまさにあぁ、密室劇だなー、という感じで観られました。

ただ、短い割にまとまりは悪かった気がしました。おかしいんだ、やることは少ないし、場所も固定なのになんでそう思ったんだろう。

ヤン・イクチュンは韓国映画「息もできない」で予習ができていてよかったです、ものすごい映画だった、、「夢売るふたり」とか「あゝ、荒野」とかでも観たなぁ、と思い出しました。
今回もかわいらしい顔してるのに雰囲気あって、韓国語をしゃべるシーンはおぉ、、って迫力を感じました、通じねぇ!ってなるから本音で好きなこと言えるし、相手はそれを聞いて気持ちが揺さぶられるし、言葉の壁っておもしろいな。「胸騒ぎ」でもそうだったね。

生田斗真はね、土竜ではあんまり、、だったけど、今回はそれよりはよかったです。相変わらずいい男だな、ダウンベストにバンダナなのにいい男なのはさすがだ(笑)

奈緒はほとんど出てこなくて、贅沢な使い方だなー、って思いました、ただ、一瞬の演技は超好きだったな、「先生の白い嘘」絶対観ないといけない。

時間の短さと固定された場面設定とで、テレビドラマ感があったような気もしました、悪い意味で変にこじんまりしてる印象を感じてしまったんだよなー。

でもまぁ、訳の分からないことが逃げられない場所で起こっている!っていうところを素直に感じれば、息苦しさとかを感じて映画に没入できたのかもしれない、なんか、総じてもったいないなー、とも思ったなぁ。とりあえず原作のマンガがめちゃくちゃ気になります。

ただ、映画館のいい音響で聞くマキシマム ザ ホルモンの曲はものすごい贅沢な感じでした、生田斗真も歌っているけど、feat生田斗真ではなくて共犯:生田斗真にしているセンス大好きでした。
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