死を目前にしたことで一世一代の告白をしたものの、うっかり助かってしまったことで気まずい一夜を過ごすこととなったふたりが、次第に命をかけた殺し合いにまで発展してしまうお話
終始生田斗真の目線で語られるため成立した見たくないものは見ず、言いたくないことは言わないことで成立した面もあるのでしょうが、なかなか良かったのではないでしょうか
特に原作ではなかったという韓国からの留学生設定、基本的な会話はほぼ問題ないものの、気分が高ぶったときには母国語でまくしたてそれを生田斗真が聞き取れないところが何かよかったです、どうせなら字幕もいらなかったんじゃあないでしょうかね
そしてその留学生・ジヨンを演じたヤン・イクチユンの怪演というか髪の毛を振り乱すほどの鬼気迫る表情そして匍匐前進のごとくにじり寄ってくる不気味さ、どれをとっても素晴らしかったように思います
まあ最後のカットだけはちょっと違和感ありましたが、それでも十分楽しめました