このレビューはネタバレを含みます
ダミアン誕生までの話。
暗闇が何回か入るのが印象に残った。
暗闇が長いので、放映トラブルかと思ってしまった。不安にさせる効果は抜群。
思ったよりもグロい描写があったが、それ以上に
悪魔の手など妊娠や出産が生々しく描写されていて、恐怖とはまた違うおぞましさがあった。
(モザイクは気になってしまったが・・・)
教会が権力を保持するためにアンチクライストを育てるという構造は興味深かった。
(権力と倫理観は共存できないか・・・)
最後は山犬、邪とされる者も気の毒だなと思ってしまった。
人が悪魔と呼ぶ存在があるが、人の方が邪に塗れていたとしたら、そんな人が悪とするものは果たして悪なのか?と疑問に感じた。