むぅ。
わかってはいましたが、
誕生にまつわる本来は喜ぶべき事が
忌まわしきものとなっているため、
福祉に携わるものとしては
かなり厳しい内容だと感じました。
名作オーメンは、日本の怨霊や
悪霊などに近いおどろおどろしい
描写に加えて、ショッキングな
子供にはトラウマシーンが
上手く紡がれた一級のホラー作品でした。
何故そこに辿り着いたかを
オーメンでは言葉で綴られた
少ない描写を映画化したのが
本作といえます。
恐怖描写は別のものに
置き換えざるを得ないとはいえ
なかなか観る人によっては
キツい作品です。
出産に関わる方は鑑賞を
控えた方が良いかと。
ある意味観ない方が良かったと
思ってしまいました。
きっちりオーメンに繋がるので
ファンには良いかと思いますが、
エクソシストなどにはなかった
明確な人為的悪も登場します。
たくさんの正義や徳というものを
愚弄したかのような存在が、
意味として理解不能です。
うーむ、な作品です。