このレビューはネタバレを含みます
外に出られなくなったアパートの住民たちによるサバイバルホラー。
だけどアパートの周りを取り囲む暗闇の正体は明かされず
犬や猫を繁殖させて食ったりしまいには人間の赤ん坊も
生んで食料にされる始末。
極限状態のサバイバル生活における人間模様を醜く描いて
胸糞悪い映画だがそれを見せるのならわざわざSFっぽい要素は
必要ないだろう。普通にどこかに閉じ込められて
サバイバルを見せればいいだけで正体不明の闇は完全に出オチで
物語において何の重要性もない。
電気や水などのライフラインもしばらく機能してるとか
食料で犬猫の繁殖とかエサのことも考えず突っ込みどころ満載で
脚本の粗だけが目立ち89分しかないのに2時間くらいに感じる。
アイデア先行型で先のことを何も考えないで作ったら
こうなったというダメな例。本当にバカバカしい映画。