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侍ジャパンドキュメンタリー 八月の歓喜のネジのレビュー・感想・評価

3.8
侍ジャパンのドキュメンタリーは、当時の熱い試合を、当時一線で活躍してた選手の思い出を蘇られてくれる。
ただ、本作はいくつかの点で他の大会の作品に比べて一歩譲る出来になってる。

一つは、大会の試合映像が無く、静止画と試合展開の解説のみであること。恐らく五輪の運営から映像の使用許可が取れてないのだと思う。

二つ目は、無観客開催故の静けさ。
歓喜の瞬間さえも歓声がなく、静かに進行する。

三つ目は、中心選手の不在。
イチロー、松田、大谷のようにチームの軸が据えられておらず、監督中心の作品。
編成の裏側をじっくり見せるのは興味深いけど、少々地味。

稲葉監督の人柄や、大会の裏側がじっくり見れるのは良いけれど、やはり特殊事情の中開催された大会故の苦労みたいなところにフォーカスした映像を見たかった。
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